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WazirX創業者、Binanceとの長期にわたる所有権紛争が正式な訴訟段階へ

インド最大の暗号資産取引所WazirXの創業者ニシャル・シェッティ氏は、Binanceとの長年の所有権をめぐる紛争が正式な訴訟段階に入ったことを確認したと、ChainCatcherが報じた。この紛争は2019年にBinanceがWazirXの買収を発表したことに端を発するが、その後両社は支配権と運営権をめぐり複数回にわたり公的な対立を繰り返してきた。シェッティ氏は、現在は「双方の言い分が食い違う」状況であり、訴訟の結果が重要だと述べた。また、シェッティ氏は資産保管事業者Liminalとの紛争にも言及。WazirXは2024年に発生したハッキング被害(損失額2億3000万ドル超)について、自身らのマルチシグネチャー型保管インフラに一部責任があるとしていたが、Liminalはこれを公に否定し、疑問を投げかけるデータを公開していた。