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統計:2025年の新規コインは「公開価格割れ」が常態化、TGE時点よりFDVが高いプロジェクトはわずか15%

BlockBeats 12月23日、Ash(@ahboyash)の統計によると、2025年にTGE(トークン生成イベント)を実施した118の新規トークンのうち、84.7%(100/118)のトークンFDV(完全希薄化時価値)がTGE時のFDVを下回っている。これは、新規発行されたトークンの約5つに4つが、現在のFDVが発行時の評価額を下回っていることを意味する。これらのトークンのFDV中央値は発行時から71%下落(時価総額中央値は67%下落)した。TGE時のFDVに対して上昇しているトークンはわずか15%に留まる。

最もパフォーマンスの低い下位グループでは、15のトークンが90%以上の下落を記録しており、Berachain(-93%)、Animecoin(-94%)、Bio Protocol(-93%)など、注目を集めたプロジェクトも含まれている。

全体として、このグループのトークンの総FDVは、上場時の1390億ドルから現在の540億ドルに縮小しており、約870億ドル(59%)の「帳簿上」のFDVが消失した計算となる(既に価値がゼロとなったプロジェクトはこの計算に含まれていない)。

一方で、優れたパフォーマンスを示したトークンも存在する。それらは主に2025年下半期に発行され、初期評価額が低かったプロジェクトであり、Aster(+745%)、Yooldo Games(+538%)、Humanity(+323%)などが含まれる。