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Coin Metricsのレポートによると、2025年も暗号資産投資のエコシステムは拡大を続ける見込みですが、資本はより慎重になっています。

PANewsは12月28日、Crowdfund Insiderの報道として、Coin Metricsの「2025年デジタル資産レポート」が指摘した内容を伝えた。同レポートによれば、2025年には機関投資家の参入、規制面での進展、オンチェーン活動の活発化を背景に、暗号資産投資エコシステムは拡大を続ける見込みだ。しかし、投資対象が広がり市場が成熟するにつれ、資本は「流動性が高く、基礎的な需要が明確で、トークン経済構造がより堅牢、製品と市場の適合性も優れた成熟資産」に集中し、幅広く分散した投資ではなくなる可能性があるという。

また同レポートは、ビットコインの市場シェアが「2025年に64%まで上昇し、2021年4月以来の最高水準に達した」点にも言及。一方、アルトコインの時価総額は依然として過去のサイクルにおける高値(約1.1兆ドル)を下回っており、時価総額上位10資産(ステーブルコインとオンチェーン派生商品を除く)が市場全体の約73%を占めているとしている。